1: ねこ名無し ★@ 2017/03/08(水) 18:24:19.62 ID:CAP_USER【北京=西見由章】中国の王毅外相は8日、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせて北京で記者会見し、北朝鮮が核・ミサイル開発、米韓両国が大規模な軍事演習をそれぞれ一時的に停止し、交渉に戻るよう呼びかけた。
王氏は北朝鮮が6日に弾道ミサイルを発射したことについて「国連安保理の制裁決議に違反している」と非難する一方、米韓も大規模演習で北朝鮮への軍事圧力を強めていると指摘。双方が自制して危険な状況を抜け出し、6カ国協議の再開など、交渉による解決を図るべきだと訴えた。
また米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備について、「中韓関係の最大の問題だ」と重ねて反対を表明。議長国の日本が年内開催を目指す日中韓首脳会談について「3カ国協力の健全な発展を妨げる諸問題を処理しなければならない」と述べ、早期開催は困難との見方を示した。
日中関係では、今年が国交正常化45年と同時に盧溝橋事件勃発80年でもあると言及。「日本には歴史に逆行しようとする動きもある」と歴史問題を強調し、関係改善には日本が中国の発展を理性的に受け止め、「『心の病』を治すことが必要だ」と主張した。
南シナ海問題では、法的拘束力のある「行動規範」の枠組みを示す草案が先月末、東南アジア諸国連合(ASEAN)との協議で完成したとし、「得難い安定の機会に再び干渉を受けることは絶対に認められない」と米国を牽制(けんせい)した。
記者会見する中国の王毅外相=8日、北京(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170308/wor1703080039-n1.html
中国・王毅外相記者会見 米韓に軍事演習停止呼びかけ THAAD反対も強調 歴史問題では「日本は『心の病』治せ」
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